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「相場を知らないと損をする!外壁塗装の高額請求のカラクリ」

外壁塗装は一般的な人にとって一生に数回しか行わない工事です。そのため、多くの方が「適正な相場」を知らないまま業者の提示金額を鵜呑みにしてしまいます。この“知識不足”を逆手に取り、高額請求を仕掛けてくる悪質業者も少なくありません。

 

■外壁塗装の相場感

 

外壁塗装の費用は、建物の大きさや塗料の種類によって変動しますが、一般的な30坪前後の住宅ならシリコン塗料で 80万〜120万円前後 がひとつの目安です。

ところが悪徳業者にかかると、相場の倍以上、150万〜200万円 を請求されるケースもあります。

 

■高額請求の典型的な手口

業者が仕掛ける「高額請求のカラクリ」には、次のようなものがあります。

 

  • 不必要な工事を盛り込む
    → 実際には不要な下地補修や防水工事を「必要です」と言って追加。
  • 塗料を不自然に高額に設定
    → 「最新の高級塗料」と説明し、実際の相場の数倍で計上。
  • 見積書を複雑にしてごまかす
    → 専門用語を多用し、一般人には比較できないようにする。
  • セット価格でまとめる
    → 工程や材料の内訳を隠し、総額だけを提示して割高感を悟らせない。

 

■なぜ高額請求がまかり通るのか?

理由はシンプルで、施主が「適正価格を知らない」からです。

外壁塗装は車や家電のように簡単に値段を比較できないため、業者に言われるまま契約してしまう人が多いのです。

また「外壁は家を守る重要な部分」という心理的な不安を利用し、「今やらなければ大変なことになる」と急かして契約させるケースも目立ちます。

 

■高額請求を防ぐための方法

外壁塗装で損をしないためには、施主自身が最低限の知識を持つことが重要です。

  1. 相場を把握する
    → 事前にネットや複数業者から情報を集め、価格感をつかんでおく。
  2. 相見積もりを取る
    → 1社だけで決めず、必ず3社以上から見積もりを取得。
  3. 見積書の内訳を確認する
    → 工程や材料ごとに金額が明記されているかどうかをチェック。
  4. 説明が不明確な業者は避ける
    → 質問しても曖昧にごまかす業者は危険。
  5. 口コミや実績を確認する
    → 高額請求をしてくる業者は、悪い評判が必ずどこかに残っている。

 

■まとめ

外壁塗装の高額請求は「相場を知らない施主」に集中して発生します。業者に任せきりにするのではなく、事前に相場を調べ、複数業者を比較することが最大の防御策です。家を守る工事だからこそ、冷静な判断と正しい知識が欠かせません。

 

 

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